本日の学習コンテンツ
- さえ①
- さえ②
- こそ
さえ①
①この漢字は子どもでも読める
②この漢字は子どもさえ読める
【意味】〇〇でも
☆この漢字は子供もよめるので、あなたもよめるでしょ?とても簡単な漢字でしょ?と強く言いたいときに使います。
☆この強く言うことを「強調」といいます。
【かたち】
名詞+さえ
(たとえば)
日本語の先生さえわからない
☆また、「先生でさえわからない」や「先生にさえ言わない」
「でさえ」「にさえ」ということもあります。
【れいぶん】
・わたしはひらがなさえ書けない (「ひらがな」は日本語でいちばん初めに勉強することだけど、それもかけない)
・彼のことは名前さえ知らない (名前もしらない。もちろんそのほか何も知らない)
・忙しくてトイレに行く時間さえない。(トイレに行く時間もない、もちろんやすむ時間もない)
・仕事をやめたことは親にさえ言っていない。 (仕事をやめたことを親に言っていない、また友だちやそのほかの人にも言っていない )
・簡単な漢字さえ忘れちゃった。 (簡単な漢字もわすれた、それ以外の漢字も忘れた)
☆「さえ」の文は、その後に「ない」がつくことが多いです。
「さえ」の文は否定の「ない」と一緒につかい、マイナスの意味になることが多いです
さえ②
①お金だけあれば旅行にいける
②お金さえあれば旅行にいける
【意味】〇〇だけ
☆「お金さえあれば旅行にいける」はお金だけあったら旅行にすぐに行ける。
お金のほかにはないもいらないと強く言いたいとき、強調したいときに使います。
【かたち】
名詞 + さえ
(たとえば)
お金さえあれば
☆このかたちは「さえ①」と同じです。
動詞のます形+さえ
(たとえば)
お金がありさえすれば
い形容詞のない形+さえ
(たとえば)
高くさえなければ
な形容詞の「で」の形+さえ
(たとえば)
イヤでさえなければ
【れいぶん】
・お金さえあれば、旅行にいける。(お金があれば ほかに何もなくても旅行にいける)
・給料をもらいさえすれば何も言いません。(給料をもらえれば他は何もいらない)
・怖くさえなければどんな映画もみます。 (怖くなければ、映画は何でも見ます)
・健康でさえいれば他に欲しいものはない 。(健康だったら、その他に必要なものはない )
こそ
①明日は絶対にそうじをするぞ!
②明日こそそうじをするぞ!
☆今まで掃除をしなかったので、明日は絶対に掃除をすると、つよく言いたい時に使う言葉です。
【意味】強く言いたい時に使う言葉
☆「理由」を強くいいたいときに「からこそ」という言葉もよく使います
【かたち】
名詞+こそ
(たとえば)
明日こそする
また、理由を強く言いたい時は
だから・から+こそ
(たとえば)
日本だからこそ
日本にいるからこそ
【れいぶん】
・今年の冬こそスキーをするぞ!!(今年の冬は絶対にスキーがしたい)
・食べることこそ私の趣味です。 (食べることが私の趣味ですと強く言いたい)
・健康こそ大事にしてください。 (健康がいちばん大事)
・忙しいからこそしっかり寝たほうがいい (忙しい時はしっかり寝ることが大事だ)
・日本にいるからこそ日本語の勉強が必要 (日本にいるから、絶対に日本語の勉強が必要だ)
【N3の漢字と言葉】
①皆さんはどんな関係ですか?
②試合を応援すると約束した。
③結婚をしてからは、東京で暮らしています。
④性別でクラスを決めるのはおかしい!
⑤明日までにちゃんと部屋を片付けてね。
⑥女性に歳を聞くのは良くないです。
⑦引っ越しの代金を支払う
⑧愛があれば貧乏でもいいです。
⑨おおまかな計画だけを話すのは無責任です。
⑩大きめのベッドが欲しいです。